よりよい社会を築くために、子どもたちにはいったい何が必要でしょうか。
教育、お金、遊び、安全、愛情、それとも‥‥。
フィリピンには、そのどれもが十分でない子どもがたくさんいます。一日の大半を路上で暮らすストリートチルドレンだけでも、数十万人いるといわれています。
CFFフィリピンでは、ワークキャンプの実施を通して、そうした子どもたちを受け入れる「子どもの家」の建設・整備・修繕を行い、彼らがより幸せな人生が送れるよう支援しています。また、キャンプに参加する日本や現地の人たちが、そうした問題の背景を学び、自分たちの将来とつなげていけるような機会を提供しています。1997年よりワークキャンプを開始し、2001年に最初の「子どもの家」ができました。これまでに2,000人以上の人たちがワークキャンプに参加し、「子どもの家」では常時15名以上の子どもたちが生活をしています。
これからもワークキャンプを通して、施設や環境を整えたり、修繕作業などを行って、子どもたちや私たち自身を育てていきます。将来この「子どもの家」に入ってくる子どもたちも、フィリピンでのあなたの活動を待っています。