子どもと青年がともに育つ場所…
2001年、フィリピン「子どもの家」が開所したころ、家族のもとを離れ入所して来た男の子は当時6歳でした。厳しい生活環境によって極度にやせ細り、将来の可能性も乏しかった彼。
それから9年経ち、小学校、高校、大学を卒業。そして、就職。将来の夢は「少しずつお金を貯めて家を買うこと。そして、家族みんなをそこに集めて一緒に暮らすこと」と笑顔で話してくれました。
2011年には、マレーシア「子どもの家」でも子どもたちの受け入れを開始しました。フィリピン「子どもの家」の開所から10年が経ち、今フィリピンでも、マレーシアでも、子どもたちが温かな暮らしの中で育っています。
そこを訪れるのは日本や現地から来た青年たち。子どもたちはたくさんのお兄さん、お姉さんたちに囲まれ、本当の親からは得られなかった愛情を受けています。
青年たちもまた、そんな豊かに育つ子どもたちの姿を見て、大切な何かを感じながら育っています。
「CFFサポーター」制度は、フィリピンとマレーシアの子どもたちをはじめ、支援が必要な世界の子どもたち、そして日本の青年たちが育っていく活動を継続的にサポートしていく仕組みです。
「子どもの家」の子どもたち、世界の子どもたち、CFFを巣立っていった子どもたち、そしてこれからの社会を担う青年たち……。
すべての人が希望を持てる未来のため、CFFはあなたの思いやサポートとともに歩んでいきます。