CFFとの協働授業
コロナ禍中で、児童・生徒どうしの交流や関係性づくり、国際的な活動が難しい中、
- オンライン中継などを通した現地の方々・子どもたちとの交流
- SDGs(持続可能な開発目標)等で言われる国境を超える課題への理解や取組み
について、CFFジャパンと協働しながら、授業案やカリキュラムの立案、授業の展開を実施します。
学校や先生方の状況や児童・生徒の必要性に合わせ、協働で授業のアレンジをしていきます。
※ 費用は学校のご予算に応じて要相談。
※ お申し込みの受付は、授業実施日の2ヶ月前までとなります。
協働授業に関するお申し込み・お問い合わせは、こちらのフォームより承っております。
導入事例
総合学習「伝えていこう!地球からのはたらきかけ」
対象:埼玉県公立小学校5年生、34名
授業時間:45分
場所:コンピューター室
授業スタート!オンラインでのゲストティーチャーのお話や、クイズ形式のスライドで分かりやすく。
マレーシアの動画や写真をおりまぜながら・・・
日本の私たちの生活につなげていきました。
え!日本のプラスチックごみがマレーシアへ!?
わたしにできることはなんだろう・・・?
学習計画の概要
(45分授業の流れ)
1. つかむ
活動 | (今日の授業の目当てを確認する) |
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主な発問 | これまで学習したことを考えて、今回はマレーシアの環境問題と私たちのつながりを考えよう。 |
評価の観点 | 必要な情報を主体的に探す。 |
[ Point 1 ]
日本の環境問題を考えるにあたり、他国とのつながりや世界の目標を一緒に扱うことで、学習の視点が広がるようにしました。
2. 深める
活動 |
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主な発問 |
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評価の観点 |
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[ Point 2 ]
マレーシアのごみ問題というネガティブな部分だけでなく、よいところや魅力にも焦点があたるように工夫しました。
[ Point 3 ]
グループワークを入れることで、みんなで考える意味やコミュニケーションの楽しさを体験できるようにしました。
3. ふりかえる
活動 | ワークシート |
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主な発問 | ごみ問題について、普段の生活の中で、わたしたちができることを考えよう。 |
評価の観点 | 価値・概念の理解 生産と消費/相互性/責任性/計画する力 |
[ Point 4 ]
日本だけでなく、地球規模の視点から「自分にできること」を考えるようにしました。
授業の位置づけ
(1)環境問題ってなあに?
「環境問題といって思いつくもの」についてブレーンストーミング。
(2)環境問題をもっと知ろう
インターネットを使って、自分なりの課題を調べる。
(3)世界共通の目標 SDGs とは
SDGs(持続可能な開発目標)について調べる。
(4)日本のごみ問題
日本のごみ問題全体、特にプラスチックゴミについて。
(5)マレーシアのごみ問題
マレーシアの国について知る、ごみ問題について考える。
(6)自分で深めよう
自分の学習課題を決定して、深く調べる。
(7)調べたことをまとめよう
調べたことを模造紙などにまとめる。
(8)調べたこと発表会
各自まとめた成果を発表する。
(9)ふりかえり
ふりかえりとまとめ
協働実績校
順天高等学校、茨城県立小瀬高等学校、角川ドワンゴ学園S/N高等学校、 大阪大学、埼玉県ときがわ町立玉川小学校、神奈川県大和市立上和田小学校、城西大学、桜美林大学、兵庫県立大学、摂南大学ほか
活動報告・次回のお知らせ
CFFジャパンの略歴と主な実績
[ 略歴 ]
1996年 設立
2001年 NPO法人格取得
2017年 認定NPO法人 認定
[ 実績 ]
主に大学生・高校生向けの海外ボランティア・青少年育成プログラム
計250回以上実施、延べ参加者人数:約5,000人
お申し込み・お問い合わせ
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お申し込みの受付は、授業実施日の2ヶ月前までとなります。