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【報告】大阪大学超域イノベーション博士課程プログラム海外フィールドスタディを実施しました

大阪大学博士課程において、2021年度に協働実施したオンラインスタディツアーから、2024年にはリアルに海外へ訪問するフィールドスタディ(マレーシア)へと発展しました。

2024年春、10日間に渡り、水上集落「ヌンバック」やテルピッド村、パームオイル農園、クンダサン戦争記念碑、CFFマレーシア「子どもの家」などを訪れ、異なる文化的背景を持つ現地の人々の立場を理解した上で、現地における社会的課題について現地の人々と共に何が問題であるのかを考えていきました。

それぞれの専門性(工学、薬学、哲学、社会学、保健学、人間科学、認知神経など)の分野が交わり、アカデミックな議論が毎日続き、長い時は3時間のディスカッションがありました。

異文化理解や問題解決力を向上させるだけでなく、コミュニケーション力、柔軟性、適応力、共感力といった資質を養い、多角的な視点をもって思考することの大切さ、複雑な現実のなかで行動し、チームとして他者と協働することの重要性を学び取っていきました。

帰国後は報告会を実施し、現地参加者もマレーシアからオンラインで参加しました。


7月にフィールドスタディ最終報告書が完成しています。