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【報告】CFFジャパン・インターローカル 能登被災地支援活動(7月〜11月)

被災地のがんばる!を応援する、顔の見える関係を礎にした活動、進んでいます!

発災直後からいち早く行動していた能登地方の支援ですが、引き続き「CFFジャパン・インターローカル」が、石川県七尾市中島町内を活動拠点として、従来から関係性を築いてきた住民の方々や、発災以降に得た連携団体とともに活動を展開しています。

地元町会や他団体と連携しながら、現地ニーズの把握と活動内容についての情報共有を常に行い、自団体が最も有効に動けることを調整しながら活動しています。
現地の方々の細かいニーズや、心の声をひろう活動、そして、必要に応じてそれを災害専門団体へつなぐ役割も担うなど、“顔が見える関係”を活動の礎にしています。

本期間(7月〜11月)は、「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成をいただいて下のような成果や効果を創ることができ、そのうえで現在・今後の活動につなげられています。

進行中の活動も含め、詳しくは活動チームのインスタグラムをご覧くださいね!


<7月〜11月の活動の成果と効果>

①現地で活動を展開するための資源調達・ボランティア派遣を実施しています。

「CFFジャパン・インターローカル」が、能登の支援活動を担う体制を構築し、ボランティア募集・派遣を実施しました。既に”顔がみえる関係”である、当団体の海外プログラムの参加経験者を中心にボランティアを募り、現地ボランティアを派遣。継続的に活動を展開するための人(ボランティア)や資金(寄付金・助成金)の呼びかけも実施中。

7月以降、現在までに6回(計15日間)延べ68名の現地ボランティアを派遣。また、約32万円のご寄付をいただくことができています。

②”顔が見える関係”を礎とした活動を強化。

七尾市中島町に拠点を持ち地域の暮らしを知る専門スタッフを中心とした”顔が見える関係性”を礎に、本来その地域が持つ地域性や繋がり、営みをふまえた場づくり(サロン活動)を地域住民と共に実施しました。 特に、被災地では支援する側と受ける側という関係性が生まれてしまうため、住民が自ら行える活動を増やしていくことを意識しています。
地域の各家庭で行われてきた「おはぎづくり」を地域住民の発案で声をかけ合って準備から進め、支援者と被災者という立場を超えた関係性での交流が実現(参加者30名以上)。
また、100万人のクラシックライブと連携し、「クラシックライブ」を開催した(参加者50名以上)。地域住民が世代を超えて、音楽を楽しむ時間を共有することにより、ただ交流するだけでなく、心を通い合わせることができた。

③”能登”とともに、生活の再構築を目指して。

発災直後から支援活動を開始し、”顔がみえる関係”を礎に活動を続けてきたことで、地域住民や連携団体を中心に関係性が構築されてきました。
現在のCFFジャパンの強みは、”この地域にいる人の心の声を聞くことができる、程よい距離感の関係性”にあると考えています。
今後もこの関係性を大切にし、地域の人々に寄り添い、ともにあることを続けていきます。
引き続き、復旧支援・生活支援、居場所・交流の場づくりを展開中です。


これまでにご寄付をいただいた皆さま、ボランティアに参加した皆さま、また「ボラサポ・令和6年能登半島地震助成」の寄付や募金を通じて支援をくださった皆さま、あらためて御礼を申し上げます!今後も、地元でがんばっている方々と手を結びながら、私たちの活動を充実・継続させることによって、皆さまのお力添えが、確実に被災した方々に届くようがんばっていきます!

CFFジャパン・インターローカル


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